17年間の子育てが、還暦の私に教えてくれたこと

本日もお疲れさまです!

こんにちは オレゴンから ゆみです 

おかげさまで、今日も元気でやってます。

17歳の息子を一人家に残し、還暦の私が友人とメキシコ・オアハカへ旅立ちました。

出発前には息子の事故もあり、「本当に行って大丈夫なんかな…」という不安を抱えたままの出発でした。

そして旅が始まって三日目。

息子との約束である、毎日のFace Timeがかかってんきてんけどね。

その電話で、私は「親であること」と「子どもを信じること」の意味を、改めて考えることになりました。

目次

息子からのFaceTimeで、旅気分は一瞬で消えた

その日のFace Timeは、息子の顔を見た途端、明らかに違うと感じてん。

「どうしたん?」そう聞くと、「たぶん熱中症やと思う。」

その日の息子は、朝からヤードの仕事に行っていました。夏前からお世話になっているお家の庭仕事。暑い中で一日働いて帰ってきたので、私も最初、息子が言うように熱中症だと思いました。

熱を測ると……102°F。

数字を見た瞬間、「なんで今なん……」正直、心配と同時にその言葉しか出てきませんでした。

私は日本へ帰るたび、何度も熱中症になった経験があります。

だから症状を聞いて、「家にあるポカリの粉末飲んで。」「OS-1も飲んで。」

離れた場所からできることを伝えるしかありませんでした。

家にいてたとしても同じことを言うただけやと思うけど、そばで症状を見ていられてるのと、すぐに飛んで行けない距離にいる現実、気持ちはもうオアハカにはありませんでした。頭の中は、息子が一人でいる家のことばかり。

子どもが17歳になっても、「大丈夫かな。」「ちゃんとできてるかな。」心配はなくなりません。

その後、原因が分かってんけどね、なんと熱中症ではなく、手足口病でした。

友達の家に遊びに来ていた幼い甥っ子さんが感染していたらしく、知らないうちに息子にも移っていたんです。

小さい頃にも何度かかかったことはありました。でも、大人になってからの手足口病は本当にしんどかったようで、高熱も続き、手や足にも症状が出ました。

そんな中、息子の友達が飲み物やアップルソースを届けてくれたそうです。

その話を聞いた時、息子の友達たちの顔が浮かびました。「私がいない間も、この子には支えてくれる人がいるんや。」そう思いました。

「行ってきていいよ」と言った息子と、17年間育ててきた時間

旅に出る前から不安がなかったわけではありません、なんなんら不安しかなかった。

17歳って、子供と大人の狭間というか、、本人は大人のつもり、しかしオカンからしたら、まだまだ子供です。

「ほんまに大丈夫?」出発前、何度も確認しました。

すると息子は、「行ってこればいいやん。俺は大丈夫やで」そう言ってくれました。その言葉にホッとした反面、「本当に大丈夫かな。」という気持ちは出発してからも消えませんでした。

母親って、そういうものなのかもしれません。

子どもを信じたい気持ちと、心配する気持ち、どちらも同時にあるんですよね。私は17年間、ずっと息子の「できること」を増やしてきました。

シングルマザーになると覚悟した時から、「この子だけは絶対に守る。」

その気持ちで毎日を過ごしてきたし、仕事をしながら子育てをして、大変だったことも山ほどありました。でも、そのたびに「この子のために頑張ろう。」そう思って今もいてます。

気づけば息子は17歳。いつの間にか、自分のことを自分でできるようになっていました。ここ3年ほど、息子の洗濯はどんなに山積みになろうともしていません。自分の服は自分で洗う。料理もできます。……作らないだけです(笑)

もちろん、まだまだ心配なところだらけです。

だから、「もう何も心配ありません!」なんてことではありません、なんなら今までになかった他の心配事が増え続けているのも事実です(笑)

出発の日

そして、出発の朝。

朝3時半に家を出る予定だった私。本当は、自分でおにぎりを作るつもりで前の日から準備もしててんけどね、時間が足りなくなってしまって。

その時、息子が言ったんです。「俺が作ったるわ。」そして、私の友人の分まで「熱っつううう」って言いながら、握ってくれました。

そのおにぎりを見た時、なんとも言えない気持ちになりました。

小さかった息子を、私が守ってきたと思っていてんけど、いつの間にか、私を支えてくれる存在にもなってるやんって。

今回の旅に出る決断ができた理由。

それは、息子が17歳だったからだけではありません。17年間、一緒に過ごしてきた時間があったからです。生活のことを教えてきたこと。失敗しても、また立ち上がる姿を見てきたこと。親子で笑った時間。ぶつかった時間。全部ひっくるめて、「大丈夫かもしれない。」そう思える土台になってました。

還暦になって初めて、自分の人生も大切にしていいと思えた旅

今回の旅は、私にとって初めて息子を一人置いての海外旅行でした。

もちろん、過去にも旅はしてきました、その時々の楽しさがありました。

でも、還暦を迎えた今だから感じることがあります。体力のこと。年齢のこと。人生の時間のこと。若い頃とは違う視点で、旅を見るようになっていました。

「もう歳やから無理。」「シングルマザーだから無理。」「子どもがいるから無理。

気づかないうちに、そんなふうに自分の可能性を小さくしてしまってないかな?

私自身も、ずっと息子を優先してきました。(もちろん母親やからね)

それは後悔ではありません。息子と過ごした17年間は、私にとってかけがえのない時間です。でも同時に、母親だからといって、自分の人生を後回しにし続けなくてもいいんやってそう思えるようになりました。

オアハカでは、友達とたくさん笑いました、お互いのこれからの生き方や、子供のこと、ビジネスに至るまで話は尽きなかったなぁ。

現地の人と出会い、知らない文化に触れ、歩いて、食べて、飲んで、ただ楽しかっただけではありません。

「まだまだ私の人生、楽しんでいいんや。」そんなふうに思えた時間でした。

離れていても変わらなかった、親子の信頼

今回の旅の途中、息子の体調不良がありました。

正直、マジで不安になりました。

「やっぱり行かない方がよかったんかな。」そんな気持ちが一瞬よぎったのも事実です。

でも、息子は私が思っていた以上に成長していました。周りの人にも助けてもらいながら、自分で乗り越え、なんらうるさいオカンがいない時間を楽しんでいました。

「ママいなくて楽しんでるやろー」って聞いたのね、そしたら「ママが絶対帰ってくること分かってるからね。」その言葉を聞いた時、私は気づきました。

私は息子を信じて旅に出たつもりだったけれど、本当は、17年間頑張ってきた自分自身を信じる旅だったのかもしれないなって思いました。

帰国して気づいた「私、ちゃんと頑張ってきた!」

帰国して、息子の顔を見た時。

大きな問題なく過ごしてくれたことに安心しました。

そして心の中で「私、頑張ったわ。」(笑)って。

子育てをしていると「もっとこうすればよかった。」「あれでよかったのかな。」そんなふうに迷うこともたくさんあります。でも、子どもが成長した時に分かることもあります。

完璧な親じゃなくてもいい一緒に悩みながら、歩いてきた時間そのものが、親子の土台になるんだと思います。

まとめ

悩みに悩んで行った、女3人旅。それぞれいろんなことを乗り越えてきた3人。

今回、帰ってきて

17年間、息子を育ててきた私自身に、「ここまでよくやってきたな。」そう言えたことでした。

もし今、「自分のことは後回し」そう思っている人がいたら。子どもを大切にすることと、自分の人生を諦めることは、同じではありません。いつかではなく、行ける時に。できる時に。小さくてもいいから、自分のための一歩を踏み出してほしい。

私が還暦になって感じたように、人生は、まだまだこれから変えられると思っています。

子育ても暮らしも、その時になって初めて「どうしよう」って思うことが多いと思うねん。

今は必要なくても、「あ、そういえばこんな記事あったな」って思い出してもらえたら嬉しいです。そんなときには、また覗きにきてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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