初心者でもできる!2つのオイルと苛性ソーダで作る本格手作り石鹸

本日もお疲れさまです!

こんにちは オレゴンから ゆみです 

おかげさまで、今日も元気でやってます。

石鹸は固形派ですかそれも液体派(ボディーソープ派)ですか?

私は断然固形派です!

液体も何度か使用したことがありますが、場所もとるし使い終わった後のボトルの処理も邪魔くさい。

香りがきついのも苦手です。

ずっと市販の固形石鹸を購入していたのですが、コロナが蔓延していた時期、息子と一緒に手作り石鹸にチャレンジしたことがきっかけで作るようになりました。

それからは市販の石鹸には戻れなくなってしまいました。

手作り石鹸を作り始めて約5年!最初は試行錯誤の連続でしたが、色々なオイルを試した結果、シンプルで身近なオイル2種類と苛性ソーダだけで作れるレシピにたどりつきました!

シンママの子育ては毎日目まぐるしいです。でも、手作り石鹸は子どもと一緒に楽しめます!

今回は簡単に作れる手作り石鹸レシピをシェアします。

目次

手作り石鹸の魅力|親子で楽しむメリット

手作り石鹸のいいところはたくさんありますが、特にお勧めなのは次の3つの理由です!

① 子どもと一緒に楽しめる

石鹸作りは科学の実験を一緒に楽しめます!
春休みや夏休みにぜひ試してほしいです。

② 肌に優しくコスパも◎

市販の石鹸には強い洗浄成分が入っているものもありますが、手作りならシンプルな材料のみで肌にやさしいオイルを選べるのが魅力。しかも、一度作ると長持ちするので、家計にもやさしい!

③ 環境にもやさしい

プラスチック容器に入ったボディソープを買うよりも、手作り石鹸ならゴミが減らせるのも嬉しいポイント!

必要な材料と道具

初めて石鹸作りにチャレンジした時は、いろんなオイルを集めて作ったのですが、コスパが悪すぎた!

今回シェアする石鹸で使うオイルは、どこでも買える身近なオリーブオイルとココナッツオイルのみを使って作っていきます!

準備

必ずこれらを守ってくださいね!

✔ 換気のいい場所で作業する
✔ ゴム手袋&保護メガネを着用
✔ 小さなお子さんがいる場合は、安全な距離で見守らせる

材料

材料はこの4つのみです!

手作り石鹸の主成分は、油脂、水分、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)です

油脂と水分を苛性ソーダで中和することによって、石鹸ができます!

オリーブオイル:1680g
ココナッツオイル:683g
精製水:787g
苛性ソーダ(NaOH):337g

オリーブオイルにはしっとりさせる特徴、ココナッツオイルには泡立ちをよくする特徴があります。

苛性ソーダってなに?

科学名は『水酸化ナトリウム』強いアルカリ性物質です。

石鹸作りに欠かせない主役!

油脂と化学反応を起こしてくれる重要な材料です。苛性ソーダがなければ石鹸作りに必要な『けん化反応』という反応が起きません。この反応で油脂が分解されて、脂肪酸ナトリウム(石鹸の主成分です)とグリセンセリンが生成されるのです。

この過程を踏むことで、新しい物質に変わるため、正しく工程をこなすことで危険な苛性ソーダは残りません。

The Boyer Corporation Lye for Soap Making, Sodium Hydroxide Pure High Test Lye Food Grade, Caustic Soda, Drain Cleaner and Clog Remover, 2.2 lbs.

石鹸作りに欠かせないこの苛性ソーダですが強力なアルカリ性物質のため、有機物を溶かす性質を持っています、皮膚に触れたり、吸入すると人体に被害を与える可能性もあります、取り扱いには十分気をつけてください!

道具

ボウル(ステンレス or 耐熱ガラスまたはポリプロピレンPP)鉄製やアルミ素材は❌
ゴム手袋・保護メガネ(苛性ソーダを扱うので必須!)
温度計 2本(油と苛性ソーダ水溶液の温度を確認)
シリコン型または牛乳パック(石鹸を固める型)
ブレンダー(素早くトレースを出すため)
ゴムベラスプーン (ボールから枠に移すときに必要)
はかり (材料を測るために必要)

ちなみにこの道具たち!計量カップと温度計以外は全て、スリフトストアーで揃えました!

作り方の工程

材料の全ての分量を正しく計量します。

STEP
苛性ソーダ水を作る
計量:精製水787gを容器に入れる。
必ず水に苛性ソーダを少しずつ入れる!(絶対に逆にしないこと)

混ぜる:しっかり溶けるまでかき混ぜ、40℃くらいまで冷ます。
(写真のようにラップをして混ぜるとより安全です)

温度を下げるために氷水につけてもOK

一番気をつけてほしい過程です!必ず手袋、マスク、ゴーグルやメガネを着用をしてください!混ぜたと同時に温度が上所して、刺激臭が出ます。ここさえこなせばあとは簡単です!

この工程をキッチンのシンクの中でやることをお勧めします!万が一アクシデントで溢れた時も安心です。

STEP
オイルを温める
オリーブオイルとココナッツオイルを計量し、50℃くらいに温める。

湯煎にかけて、オイルの温度が50℃になるまで温めます。

STEP
乳化させる(トレースを出す)
オイルに苛性ソーダ水を少しずつ加え、ブレンダーで混ぜる。
10~15分ほどで「マヨネーズ状」になればOK!

香り付けをしたい方は、ここの段階でお好きな精油を足してくださいね。

STEP
型に流し込み、固める
シリコン型や牛乳パックに流し込み表面を平らにします
24~48時間放置してしっかりと固めます。

型に流し込んだあとは、上からラップをしてその上からブランケットを被せて暖かくしてあげてください!そして固まるまで放置!

3 Pack Silicone Soap Molds, 6 Cavities Rectangle Silicone Molds for Homemade Craft Soap Mold, Muffin, Loaf, Cornbread, Cake Mold, Chocolate Mold & Ice Cube Tray (Blue & Pink & Purple)

型がなくても、牛乳パックでも代用もできます!

今まで何度も試行錯誤と量の違った分量で作ってきた私たち親子!過去に2回ほど作った量にたいして、型が足りなくなってしまい大急ぎで牛乳を買いに行って、息子が一気飲みをしてことなきをえた事があります (笑) 今でもその時の光景を思い出すと笑えてきます。

STEP
カット&熟成
型から取り出し、お好みのサイズにカット。
4週間~6週間熟成させたら完成です!

熟成中の石鹸たちです!早すぎると刺激が強すぎるのでしっかりと熟成させてください!

使い終わった道具たち

石鹸作りに使った道具は、環境保護のためにも新聞紙やペーパータオルで拭き取ってから洗って下さい。

そして一度苛性ソーダがついた道具たちは石鹸作り用として保管しましょう!

まとめ

この量で半年以上持ちます!

可愛くラッピングしてお友達へのプレゼントにしても喜んでもらえます!

香り付けに、ラベンダーの花を石鹸に混ぜたりする方もいますが、使用中にシンクを詰まらせる原因にもなるのであまり私は勧めしません。香りを楽しみたいのなら精油をぜひ入れて楽しんでください。

ちなみに私はこの石鹸で、クレンジングの後の洗顔もしています。

苛性ソーダの取り扱いさえ気をつければ、あとは簡単です!

手作り石鹸は、親子で楽しめる上に、肌にも環境にもやさしいアイテム。
「忙しいけど、何か自分の手で作る楽しさを味わいたい」そんなママにもぴったりです!

今回紹介したレシピは、2種類のオイルだけで簡単に作れるので、ぜひ試してみてください

最後までお付き合いいただきありがうございました。

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