本日もお疲れさまです!
こんにちは オレゴンから ゆみです
おかげさまで、今日も元気でやってます。
これから赤ちゃんを迎えるママ、乳幼児を育てているママのみなさん、私の記憶を16年前に遡らせてでもぜひ紹介したいことがあるんです! 実はね、私の息子虫歯ゼロなんです。
彼は生まれてから一度も虫歯になったことがありません。歯医者に行くのはクリーニングだけ。怖がったこともなく、むしろ「歯医者は気持ちいいところ」と思っているくらいです。
息子が3歳までに私がめっちゃ頑張った努力と、ある本との出会いがあったからです。
もしこの本に出会わなかったら、私はただ「歯を磨けばいい」と思い込み、虫歯ができる原因も甘いものの影響も知らずに、虫歯の苦しみを味合わせていたかもしれません。
私自身、小さい頃に虫歯の痛さで泣いた思い出があります。夜中に突然襲ってくるあの痛みを息子に経験させたくない!治療費もバカにならないし、私が今まで口の中にかけてきたお金を全部合わせたら、高級車が何台も買えるくらいかかったんじゃないかと思うほど、いや、小さい家が建てれたかもしれん(笑)。
この記事では、私が実際にやった3歳までの虫歯ゼロの習慣と、本から学んだポイントをあなたにシェアしたいと思います!

虫歯ゼロに導いてくれた一冊の本との出会い
私一人の知識だけではここまでうまくいかなかったと思います。
運命的に、著者から直接この本をいただいたのです!実はこの本を書かれた方は私の母が通っていた歯医者さんの先生で、私が子供を授かったことを知ってわざわざ届けてくれました。
本のタイトル『どーして わたしには ムシバがないの?』めっちゃ知りたいやんって思ったけど、そりゃ歯医者さんの子供だからできたんじゃないの〜!?って半信半疑でページを開くと、可愛い挿絵と4歳のエリちゃんが登場します。本の前半はこのエリちゃんが虫歯ゼロの話を絵本仕立てで教えてくれるのです。
本の後半は先生が虫歯ができる理由とともに、どうやって実践していくかをすごくわかりやすく説明してくれてます、そのためこの本はマニュアル本とちがって、私が頑張れば出来ることやんって!もちろん一緒に住んでる家族の協力と孫のことが可愛くてたまらん、おじいちゃん、おばあちゃんの理解も必要になってくるけど、虫歯に苦しまなくていい人生を息子のためにできるのなら! と思わせてくれました。そこから私の虫歯ゼロ育児が本格的にスタートしました。
私が3歳までに実践した虫歯ゼロの習慣
あのね、びっくりするよ!たった2つのことを子供が3歳になるまでやり続けただけやねん!
1: 甘いものを与えない
3歳までお菓子やジュースを与えない。。
これが簡単そうやねんけどいちばんの難題だった、今更ながらほんまによく乗り越えたなって思います。
ハロウィーンにはバケツいっぱいのお菓子。
誕生日パーティーには色とりどりのケーキやチョコレートにお菓子
スーパーに行けば、子どもの目線に合わせた棚にグミやキャンディがずらっと並んでるしね。
周りの人からも「え?まだ食べさせてないの?」「ちょっとぐらいいいんじゃない?」と言われたこともありました。
正直、私も揺れました。でも心のどこかで「ここだけは守ろう」と決めていたんです。
だから工夫しました。
・キャンディの代わりにフルーツ
・「特別なおやつ」は甘さ控えめの手作りお菓子(誕生日ケーキもヨーグルトのクリーム)
・日常のおやつは基本的に果物やヨーグルト
子どもは「甘いお菓子を知らない」ので特に欲しがることもなく、「これが普通」と思ってくれてたんやと思う。
もちろん、周りの子がキャンディやアイスクルームを頬張っている姿を見て「ちょっとかわいそうかな…」と思う瞬間もあったけどね。でも、「未来の歯を守るため」と思うとブレずに続けられたんです。
ここをほんまに頑張ったことで、高校生になった今も虫歯ゼロ。小さな努力の積み重ねが、将来の大きな成果になったってことです!
2: 毎日の歯磨き
甘いものを控えたことに加えて、毎日の歯磨きも頑張りました。食後は水で口をゆすぐだけでも習慣にして!
夜の仕上げ磨きは必須。どんなに眠くても、「ここだけは外せない」とこれも小さな息子とママとの寝る前の習慣にしていきました。バイキンをやっつける!キラキラ歯にするよ〜!って言いながらね。習慣化することで、息子は嫌がることもなく頭を私の膝に乗せて、毎晩歯磨きを嫌がらずにできました。
そして、毎晩の歯磨きでは「フッ素なしの歯磨き粉」を使っていました。
フッ素を塗れば虫歯が防げると思われがちですが、私はできるだけナチュラルに、体に負担のない方法を選びたかったんです。
フッ素は確かに虫歯予防効果があるとされますが、
一方で「体に取り込みたくない」と考えるママも多いと思うねんやんか。
私もその一人で、息子が小さいうちはフッ素不使用の歯磨き粉を選びました。

色んなフレーバーがセットになっているので、子供が飽きずに歯磨き時間を楽しみにしてくれます。
3歳までに甘いものを与えない理由とミュータント菌の話
この本によると、虫歯の原因となるのは「ミュータント菌」という菌です。私も聞いたことはあるけど詳しくはこの本に出会うまで知りませんでした。
- この菌は砂糖などの糖を餌にして、酸を作り出します。
- この酸が歯の表面を溶かし、虫歯ができるのです。
生まれたばかりの赤ちゃんお口の中には、虫歯菌どころか、バイ菌は一匹もいません。でもお母さんの体から出た途端に、色んなバイキンや異物と接触することになります。
良いバイキンも、何にもならないバイキン、消化を助けるバイキン、お腹を痛くするバイキン。。。どんなバイキンが口の中に巣を作るかどうか? 大体1歳半から3歳くらいまでの間に、巣の主役になるバイキンが決まります。(本文より)
つまり、3歳までに甘いものを控えれば、ミュータント菌が増えにくく、虫歯になりにくい口内環境を作れるということです。
甘いものを与えないと、虫歯を作る能力の少ない菌が口の中の主役の菌になるそうです。
甘いものを早くから与えてしまうと、虫歯の元のミュータント菌が定着してしまい、いくら歯磨きをしても虫歯リスクは高くなってしまうそうです。
私はこの知識を知ったとき、「そうか!ただ磨くだけじゃダメだったんだ」と目からウロコでした。
諦めるのまだ早い!
ここまで記事を読んで、ああああうちの子はもう3歳を過ぎてしまってるし、甘いお菓子の味も知ってしまってるからもう無理だ。。って思ってしまったそこのママ!大丈夫ですまだ諦めてらあかんよ。
時間を元に戻すことはできません。でも今日から予防していけばいいんです!
おやつの時間を決める
決まった時間にあげる、だらだらあげるのではなくて座って食べること。テレビを見ながらとか遊びながらではなく、時計見ながら時計の針が3になったらおやつだよーって!おやつの時間が待ち遠しくなるように工夫してください。
おやつの種類を変える
チョコレートやクッキーだけがおやつじゃないよね、おにぎりでもいいし、果物やナッツとかでもいいと思います。このとき一緒にジュースも出したくなると思うけど、ジュースも糖分がすごいんです!麦茶にしたり薄めたり工夫して頑張って欲しい!
食べたあとはうがいを
おやつの後は必ずうがいをさせましょう!これも習慣化させるのが一番だと思います。歯磨きできれば尚更いいんだけどね。

実際の効果:高校生になった今でも虫歯ゼロ
息子は高校生になった今も虫歯ゼロ。
歯医者に行くのは定期クリーニングだけで、治療の恐怖や痛みはゼロ。私も小さい頃のあの痛みや治療費の苦労を思い返すと、本当にやってよかったなと思います。
甘いものゼロの3歳までの習慣が、これほどまでに将来に効くとは。お金も時間もかけずに、一生の財産を作った感じです。
ここだけの話やねんけど高校生男児、寝る直前まで食べてそのまま歯磨きもせず寝てしまう日も多々あるんです。でも悔しいかな虫歯できないんです。。彼は虫歯になったことがないから、歯の大切さわかってないのかもしれません。
歯医者は怖いところじゃない
息子にとっては「歯医者は痛いところじゃなく、歯をピカピカにしてくれて気持ちよくなるところ」でした。とにかく虫歯がないから、歯を削るあの嫌な音も麻酔も知らないんです。
結果、今でも歯医者の予約イコール歯のクリーニングと捉えています。
ポイントは!
- 3歳までの甘いもののコントロールさえできれば虫歯ゼロに!
- 歯磨きだけでは虫歯予防にならないことを知っておくこと。
- ハロウィーンや誕生日も工夫すれば楽しみながら守れます。
- 歯医者は怖いところじゃない、気持ちよくなるところ、という印象を子どもに与える。
- 無理をせず、自分も楽しみながら習慣化することがポイントです。
まとめ
子どもの歯を守るのは、特別なことじゃなくて、毎日の小さな選択の積み重ねです。
「今日だけはジュースやめてみよう」
「寝る前だけは一緒に歯磨きしよう」
そんな一歩一歩が、大きな財産につながります。
私は完璧なママじゃないし、失敗もいっぱいしました。
でも、この“甘いもの3歳までゼロ”をやりきったことだけは、息子にとって一生のギフトになったと思います。
よかったら、私にその一歩をくれた『どーしてわたしにはムシバがないの?』この本もぜひ参考にしてみてください。この記事を書くにあったてもう一度読んだんだけど、本当にシンプルで分かりやすく説明してくれています。前半は絵本仕立てで、全てひらがなで著者の娘さん目線で虫歯について話してくれてるから、ひらがなを覚えたてのお子さんが自ら読めるかもしれませんね、きっとママの背中を優しく押してくれるはずです。
子育てに正解はないけど、これはほんまにやってよかったとおもいます!アメリカの医療費、歯医者の治療費恐ろしいしね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

