本日もお疲れさまです!
こんにちは オレゴンから ゆみです
おかげさまで、今日も元気でやってます。
気がつけば、今年もすでに12月!年々月日の流れを早く感じます。
日本で生まれ育った私にとって、大晦日から元旦にかけての伝統的な過ごし方が染み付いてます。アメリカに越してきたばかりの頃は、大晦日にカウントダウンパーティーとかはあるけど、次の日は何事もないかのような月初な雰囲気がずっと慣れませんでした。仕事も二日から普通に始まってたし、正月三が日は家族と過ごすのが風習だった子供の頃とははかけ離れた新年です。
今でこそ少しは慣れたけど、移住したての頃はお正月の過ごし方にとても寂しく感じたのを覚えています。
アメリカと日本の血を持った息子には、日本の伝統も教えたい親御心。今回はシンママ我が家のアメリカでの年末年始の過ごし方をシェアさせてください。
我が家の年末行事 餅つき!
我が家には、昭和レトロと言っても過言ではないほどの、年代物の餅つき機があります。この餅つきの以前の持ち主は、日本人のご夫人の方でした、彼女にはよくお世話になりました。その彼女が今から10年以上前に亡くなられた後に、回り回って。。私がいただく形になった代物です。
その名も東芝もっちこです!この餅つき機が来てから、つきてた餅を年末に味わうことができるようになりました。あっという間に出来上がります。
アメリカの田舎で餅つきをする
アメリカの田舎で餅を作るのは、実はなかなかの挑戦です、材料が近所のお店で買えない!
もち米・きなこ・あんこ 全てオンライン様様です。以前に、家にあった乾燥大豆からきな粉作りもしましたが、時間がかかる割にイマイチの出来上がりだったため、それ以降は少し高くても市販の物にお世話になっています。
もち米(Sweet Rice / Glutinous Rice)
銘柄にこだわるとキリがないので、アメリカ田舎暮らしの我が家は “手に入るものを素直に使う派”。
どのメーカーでも炊き方を工夫すれば十分おいしいです。

他の餅米にもお世話になったことがありますが、この餅米はお値打ちで、美味しいお餅できます!
きなこ(Roasted Soybean Flour)
私住む田舎の店舗ではほぼ見かけませんが、オンラインで日本メーカーのきなこが普通に買えるので助かっています。
子どもも大好きなので、多めに買ってお正月のおやつにも使います。

あんこ(Sweet Red Bean Paste)
缶詰タイプや袋入りのあんこならオンラインで入手しやすいです。時間があれば小豆を買ってご自分の好みに炊くのもありですね!
大根おろし
これはお店でも買える!日本のような立派なのはここ田舎町では手にか入りませんが、細〜〜〜いものが手に入ります。わたしはつきたてのお餅を大根おろしと醤油で食べるのが大好きです。
お餅に合わせる食材は、この3つさえ揃えば十分。
アメリカに住んでいても、毎年無事に餅つきを続けられています
餅つきの日を“縁起”で選ぶ理由
日本では昔から、餅つきをする日は縁起を気にして選ばれてきました。私も幼い時から母には、餅つきは末広がりの8がつくことで28日がいいんだよって聞いていました、反対に29日は苦労の9がつくから避けなさいと、アメリカで暮らしていても、私はこの文化をずっと守っています。
こういう小さな習慣を知っているだけで、年末が私の中で“日本らしく”なっていきます!
- 28日……“末広がりの八”で縁起が良い
八は広がりや発展を意味するので、お正月準備の日として昔から良いとされてきました。 - 29日……“二重の苦(苦労)”とされ避けられる
29(にく)=“苦”につながるとして、餅つきも大掃除も避ける家庭が多い日です。 - 31日……“一夜飾り”になるため良くない
大晦日に慌てて餅や飾りを準備するのは、“神様に対して急ごしらえで失礼”とされてきました。
日本の文化って、こういう心遣いが染み込んでるんやなぁって。
お正月用の餅をつくなら、12月28日か30日がおすすめです。
つきはじめたら、あっという間にお餅ができます。

アメリカで作る「わが家流のお節料理」
何度も言いますが、私は田舎に住んでます。小さなアジアンマーケットは高速を使ってを35分ほどのところにありますが、野菜類はほぼ売られていません。
手に入らない食材との戦い(レンコン・ごぼう…)
お節づくりは毎年ちょっとしたチャレンジです!
生のレンコンはまず見つからないし、ごぼうも“あれば奇跡”、こんにゃくに、干し椎茸と
普段買い物をするスーパーで出会うことはありません。
「ないなら作れない」で終わらせず、
「どう工夫すれば“それっぽくなるか”」を考えるのが、
アメリカ田舎なんちゃってお節料理。
限られた材料でも“気持ちは伝わる”お節
私はこんな工夫をしています。
- 紅白なます:大根とにんじんで作れます!。酢・砂糖・塩があれば成立。
- 田作り:これが正解かどうかわからない小魚で代用。
- 伊達巻:はんぺんが無いので、卵と砂糖だけで“なんちゃって伊達巻”というより、もはや卵焼きです。
- 煮染め:これに必要な材料、売っていたら速攻買う!大きな街へ出かけた時とかに手に入るものは買っておく感じです!乾物はオンラインでも買えますが、生鮮食品のオンライン。。私の住んでる街には届きません。
本格的じゃなくても「新しい年を大事に迎えたい」この気持ちが伝われば、それで十分だと思っています。
簡単に作れる我が家の3つのレシピを紹介
紅白なます

材料
- 大根…200g
- にんじん…50g
- 塩…小さじ1/2
- 酢…大さじ3
- 砂糖…大さじ2
材料の砂糖の代わりに、韓国のゆず茶を使うと、柚子の香りも加わって美味しいのが作れます。
作り方
- 大根とにんじんを細切りにする。
- 塩をふって10分置き、水気を絞る。
- 他の調味料を混ぜ合わせ、和えるだけ。
爽やかで箸休めに最適。
田作り

甘辛い味がクセになりる、我が家の息子大好きな一品
材料
- ごまめ(乾燥いわし)…40g
- 砂糖…大さじ2
- 醤油…大さじ1.5
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 白ごま…少々
作り方
- フライパンでごまめを弱火でカリッとするまで乾煎り。
- 調味料を別鍋で煮詰め、とろっとしたらごまめを投入。
- 手早く絡めて白ごまをふる。
もしごまめが手に入らなかったら、このままのレシピでナッツ類で作っても、子供のおやつやお酒のあてになりますよ。
我が家の煮しめ

材料
- 鶏もも肉 … 1枚(300〜350g)
- にんじん … 1本
- ごぼう … 1本
- たけのこ … 150〜200g
- れんこん … 150g
- こんにゃく … 1枚
- 干し椎茸 … 3枚
たけのこ、れんこんは水煮のものを使ってます。新鮮なものが欲しいけど、そこは無いものねだり。
アメリカ田舎暮らし、とにかく手に入るもので代用です。
煮汁・調味料
- 出汁… 300ml
- 椎茸の戻し汁 … 200ml
(※合わせて500ml) - 砂糖 … 大さじ2
- 酒 … 大さじ2
- 醤油 … 大さじ3
作り方
- 干し椎茸は水で戻し、戻し汁は取っておく
- 野菜・鶏肉・こんにゃくを食べやすい大きさに切る
- 鍋に少量の油を入れ、鶏もも肉を軽く焼く
- 残りの具材を入れてさっと炒める
- 水+椎茸の戻し汁を加え、沸いたらアクを取る
- 砂糖・酒・醤油を入れ、落とし蓋をして弱め中火で20分ほど煮る
- 火を止めて一度冷ます(←ここ大事)
- 食べる前に温め直して完成
おせち料理に込められた意味
「一年の願い」を料理に込めた、日本の縁起ものです。
- 煮しめ:家族が仲良く、助け合って暮らせますように
- なます:紅白でおめでたく、平和な一年を
- 田作り:五穀豊穣・仕事や商売の成功
- 黒豆:「まめ」に働き、元気に過ごせますように
- 伊達巻き:学業成就・知恵が身につきますように
- 数の子:子孫繁栄・家族が続いていく願い
- 昆布巻き:「よろこぶ」に通じ、喜びの多い一年に
- エビ:腰が曲がるまで長生きできますように
※地域や家庭によって少しずつ意味や内容は異なります。
大晦日の過ごし方

元夫の家を出て、離婚が成立したあとは、年末年始の過ごし方は毎年違っていました。
息子が一緒の大晦日は、ネットで日本の番組を見るのが恒例でした。
今は放送されていませんが年末といえば、『ダウンタウンの、笑ってはいけない』息子と大笑いしながら見てました。
大晦日といえば、年越しそば作って食べてます。おせち様に作ったお出汁で、めっちゃシンプルなものではありますが、日本の行事を息子伝えるためにも作っています
年越し蕎麦は江戸時代から続く風習なんだって!
蕎麦の「細く長い形」には健康と長寿の願いが、
「切れやすさ」には一年の苦労を年内で断ち切る意味があります。
また、蕎麦粉が金粉を集めることから、金運アップの縁起も。
食べるタイミングは、大晦日の夜、年を越す前が一般的だそうですよ。
元旦の朝は“お雑煮とお屠蘇”から
お正月といえば、やっぱりお雑煮とおせち。あっお屠蘇もいただきます。
地域によって違うお雑煮。我が家の味は
お雑煮って、地方で味も具材も大きく違いますよね? 私の生まれ育った岐阜の実家のお雑煮は、めっちゃシンプルなんですよ、角餅ともち菜、かつをぶしを乗せていただく感じです。アメリカでもち菜は手に入らないので、ほうれん草で代用です。
とにかく、お餅さえ確保しておけば、元旦の朝はちゃんとお雑煮が食べれれます。
子供の頃、元旦の朝に母が「お餅何個?」って家族に聞いていたことを思い出します。
まとめ
— 過去の苦しさがあるから、いまの幸せがある —
元旦の食卓では、毎年「今年はどんな一年にしたい?」と息子とゆるっと話します。
アメリカでの国際結婚、子育て、仕事…。
大変なこともあるけど、その分、希望や喜びも大きい。
私自身、辛い経験もたくさんありました。
でも、そのおかげで出会えた幸せがあって、
今こうしてブログを書けています。
アメリカの田舎にいても、少しの工夫で日本の年末年始は再現できます。
食材も道具も揃わない、それでもできる範囲で続けてきたこの習慣は、
私にとっても大切なことですが、アメリカ生まれで日本のお正月を知らずに育った息子の為に、
少しでも日本の文化を知ってほしかった親心でもあります。
息子にとっても、きっと大人になってから
「ママがアメリカで頑張って作ってくれたお節とお雑煮」
「餅つきの匂い」
そんな風に思い出になってくれたらいいなと思っています。
異国に暮らしても、日本の文化と伝統は子どもに伝えていきたいです。
最後までお付き合いいただきいありがとうございました。

