モラハラやDVの相談を受けたあなたへ|友人としてできる支え方

本日もお疲れさまです!

こんにちは オレゴンから ゆみです 

おかげさまで、今日も元気でやってます。

もしあなたが、
「友だちから、モラハラやDVの相談を受けた」
そんな状況にいるとしたら、きっと心のどこかが、ずっとモヤモヤしていると思います。

「何て言えばよかったんだろう」
「私の言葉、間違ってなかったかな」
「助けてあげたいけど、どうしたらいいか分からない」

——その気持ち、とても自然です。

実は、モラハラやDVの話を打ち明けられる側も、想像以上に大きな責任と不安を背負います。
優しさがある人ほど、「私が何とかしなきゃ」と思ってしまうから。

でも、最初に知ってほしいことがあります。
あなたはもう、十分に大切な役割を果たしています。

なぜなら、相談してくれた友人は、あなたを“安全な人”だと感じたから。

今回記事では、モラハラやDVの被害に遭っている人のための記事ではありません。
その相談を受けた、あなたのための記事です。

国際結婚という、文化や言葉、制度の違いがある中で、友人として、どう声をかければいいのか。
何をしてあげられて、何をしてはいけないのか。

そして、あなた自身が壊れないために、知っておいてほしいことを私自身の経験も交えながら、お伝えします。

目次

DVの相談を友人から受けたら?

まずは「相談してくれた勇気」を、きちんと讃え て欲しい。

友人からモラハラやDVの話を打ち明けられたとき、多くの人が「何か言わなきゃ」「助けなきゃ」と焦ります。

でも、いちばん最初に必要なのは正しいアドバイスでも、解決策でもありません。

それは
「話してくれてありがとう」という一言です。

なぜ“勇気を讃える言葉”が大切なのか

DVやモラハラの被害を受けている人は、長い時間をかけて

  • 自分の感じ方を疑わされ
  • 「私が悪いのかもしれない」と思い込まされている
  • 誰にも言えない孤立した状態に置かれる

つまり、
誰かに打ち明けること自体が、とても大きな決断なのです。
ほんまに勇気を出して、ギリギリの状態であなたに助けを求めてきたのです。

相談してくれたという事実は、あなたが”安全な存在”だと認識された証でもあります。

だからこそ、その勇気を受け止め、認めることがとても大切なんです。

かけてほしい、シンプルで力のある言葉

難しい言葉は必要ありません。

  • 「話してくれてありがとう」
  • 「勇気がいったよね」
  • 「信じて話してくれたこと、嬉しいよ」
  • 「大変やったんだね」
  • 「よく、今まで頑張ってきたね」

このような言葉は、相手の心を安心させ、自己否定を止める力を持っています。

DVの相談を受けた時、やってほしくない事

勇気を出して、あなたに悩みを打ち明けた大切なあなたの友人へ肯定的な言葉掛けの後、きっとあなたは、何か解決策を言ってあげないといけない気持ちになると思いますが、次の3つのことがとても重要です。

否定をしない
判断しない
無理に結論を出させない

被害を受けている人にとって、「信じてもらえた」「否定されなかった」という体験は、奪われてきた自己信頼を取り戻す第一歩になります。

国際結婚という背景があるからこそ

国際結婚の場合、はまた少し違います。

  • 文化の違い
  • 言葉の壁
  • ビザや経済的な不安
  • 家族や友人からの孤立

が重なり、「誰にも言えない状態」に陥りやすくなります。

だからこそ、最初の一言が冷たかったり、疑うようなものだった場合もう二度と誰にも相談できなくなることもあります。

絶対にやってはいけない声がけ

友人を思う気持ちが強いほど、つい口にしてしまいがちな言葉があります。

でも、モラハラやDVの相談においては、あなたが友人を思うばかりに、善意がそのまま“二次被害”になってしまうことがあります。

つい出てしまう言葉は、「でもさ」「それって本当にDVなの?」
冷静に事実確認をしているように見えるこの言葉やねんけど、被害体験の否定・軽視として受け取られやすい言葉になるねん。

DV・モラハラの被害者は、長い間

  • 「大げさだ」
  • 「考えすぎだ」
  • 「お前の受け取り方がおかしい」

などの言葉を繰り返し言われてきてるからそのため少しでも疑うニュアンスを感じると、「やっぱり私が悪いんだ」と自己否定が強化されてしまうねんなぁ。

「あなたにも原因があるんじゃない?

この言葉は一番深く相手を傷つける言葉のひとつやねん。

DV・モラハラは、行動の責任が「加害者」にある暴力です。

それにもかかわらず、被害者側に原因を探す言葉は、

  • 加害者の論理をなぞる
  • 被害者の罪悪感を強める
  • 逃げる選択肢を遠ざける

という結果を生んでしまいます。

「私だったら別れるけど」「すぐ離れた方がいいよ」

この言葉も、よくある善意です。

でも、DVやモラハラの関係にいる人は、すでに長期間

  • 判断力を奪われ
  • 選択を否定され
  • 自信を失った状態

にあります。

そこに「〇〇すべき」という言葉が入ると、再びコントロールされている感覚を呼び起こします。

国際結婚特有の声がけNGワード

国際結婚の場合、無意識にこう言ってしまうことがあります。

  • 「文化の違いじゃない?」
  • 「海外だから仕方ないよ」
  • 「日本人の感覚と違うだけかも」

しかしこれらは、暴力を正当化する言葉として響きます。

文化や国籍の違いは、暴力の理由にはなりません。

アメリカのDV支援団体でも、「文化を理由にした暴力の容認」は明確に否定されています。

なぜ「否定しない」「決めつけない」が重要なのか

DV・モラハラの被害者は、あなたに相談して時にはすでに「自分の感覚を信じられなくなっている」状態やねんな。

だからこそ、

  • 判断しない
  • 結論を急がない
  • 正解を押し付けない

この姿勢が、彼女自身が失われた自己信頼を回復させる土台になってくるんです。

「安全」を一緒に考えるという支え方

支える側にできるのは、決断させることでも、逃がすことでもないんです(よっぽどの場合じゃない限り)

「選択肢があること」を伝えてあげて欲しいです

たとえば、

  • 「もしもの時、泊まれる場所はある?」
  • 「大事な書類はどこにあるか分かる?」
  • 「相談できる窓口、知ってる?」

国際結婚の場合、ビザ・言語・経済・孤立といった問題だったり、家族が近くにいないから
日本と同じ感覚で動けないことも多いのが現実です。

支えるあなた自身を守ることも、大切な支援

忘れないでほしいのは、あなたは専門家ではない、ということ。

「安全」を一緒に考えるという支え方をしてほしい支える側にできるのは、決断させることでも、逃がすことでもありません。

「選択肢があること」をそっと伝えることです

すべてを背負う必要はありません。

専門機関につなぐことは、見捨てることではなく、守るための行動です。

支援施設や、相談先を提案してあげるということも助けになります。

National Domestic Violence Hotline
米国の24時間対応 DVホットライン/チャット支援ページ
 DVホットライン

私自身の経験から伝えたいこと

誰かに話すまでには相当時間がかかりました、DVをされてることが恥ずかしくて誰にどう助けを求めていいのかもわからなくて、ギリギリまで自分自身を追い詰めてどうしようもなく、言葉にやっとできたという感じでした。

遠く離れた日本に住む両親には、心配をかけたくなくてずっと隠していました。
ある日の夜、いつものように母に電話をしたんですが、堪えきれずに涙声になってしまい今まで一人で抱えていたものが、全て溢れ出してしまったことを覚えています。
黙って聞いていた母はすでに、元夫の正体を見抜いていました。

その時母が言ってくれた「今すぐ帰っておいで」の一言がどんなに嬉しかったか。
今こうしてタイプしていても、その当時を思い出し涙が出てきます。

反対に、言われて心も気持ちも引き戻されてしまったのは「ゆみちゃんも悪いところあったんじゃない?」何回もすでに自答自問してきたことだったから、ああやっぱり私が悪いんだって我慢が足りなかったんだって。

救われた一言と、今でも心に残っている傷になる言葉があります。

DV支援におけるトラウマインフォームドアプローチ(米政府リソース)
  • Trauma-Informed Toolkit for Domestic Violence Advocacy(acf.gov)
    DV被害者支援側のスタッフ向けに、トラウマに配慮した対応の考え方をまとめた資料
    支援者側への米国公式サイト
    このサイトは、多くの言語でみることができます。

まとめ

完璧な言葉を選べなくても大丈夫です。
正しい言葉じゃなくていい。
完璧な支え方じゃなくていい。

  • 疑わない
  • 責めない
  • 決断を迫らない

この3つだけは、必ず守ってほしいポイントです。

あなたの一言が、友人を守ることも、追い詰めてしまうこともあります。

ただ、否定せず、急がせず、信じること。

あなたが「安全な存在」でいることが、誰かの人生を、助けることになります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

  • URLをコピーしました!
目次