こんにちは オレゴンから ゆみです。
今日も一緒に 一杯 笑っていきましょう!
国際結婚をして、異国で暮らしている人は沢山いる時代になっています。それと同時に国際離婚問題も増えています。
たまたま出会った人が外国人だった,留学先で出会ったから、旅先で出会い優しかったから。。。国際結婚が憧れだったから。。。出会いのきっかけや理由は人それぞれです。
例えばですが 関東出身の相手と関西出身の二人が結婚。まず方言もあるし、それこそお味噌の色も違えば、お正月のお雑煮入れるお餅でさえ形が違います。育った家庭のバックグランドも違うよね、母子家庭かもしれないし、共働きの家庭、親が会社経営の家庭かもしれません。教育方針も違う家庭で育った二人が出会って、結婚を決めて人生を歩んでいく。いかにお互いが尊重しあい助け合ってこそ成り立つ結婚生活
I LOVE YOU だけじゃ生活はできません。
言語も違って、食べ物も、子供ができたら学校のシステム、あと宗教も違うよね。あなたのパートーナー以外には 近くに幼い頃からの友達も家族がいなくなるんです。もしパートナーとの関係がくずれたら。。。。異国の地であなたはどうしますか?
国際結婚は乗り越えなければならない大きな壁が想像を超えるほど待っています
国際結婚を決める前に 今回の記事が
あなたの家族そして もしすでにあなたにパートーナーがるのなら真剣に話し合ってみるきっかけになればいいなと思います。
はじめに
ここでお伝えすることは、私自身の経験も含め
今まで多くの国際結婚をしている方からの相談の声に基づいてお話しさてていただきます。
そして、今回お話しするのは、あなたが外国人のお方と結婚を考えていて
相手の方の国で暮らすことを前提で話を進めて行きますね。
7つの壁の覚悟
1:言葉の壁
出会っていわゆるラブラブ期間は一緒に過ごしている時間が楽しくて
そこまで問題はないと思いますが、結婚となると別問題です。
夫婦円満に欠かせない会話!しっかりと会話をして解決していかなければならないことが
現実問題になっていきます。細かいニュアンスや子育てに関して等、当たり前だけど全て日本語ではありません。
この場合あなた側の負担がおおくなってきます。
2:食事の壁
人間の三大欲のうちの一つ!これもお互いが理解しないと喧嘩になる原因の一つです
国が違えば、主食になるもの、使う調味料ももちろん違います。
家で魚を焼こうものなら、匂いが充満して大問題!(これ私やらかしました。。。)
近くに日本食が購入できない地域だったら日本食難民になります。
私は隣の隣の隣町まで買いに行きます。
お互いの食文化を理解して、それを工夫していく覚悟。
3:文化の壁
国が違えばもちろん文化も違います。日本人同士でも考え方が違ったり
となかなかうまく行きませんよね。
日本では言わない事が美学だったり、言葉にせず理解してもらおうと思う傾向がありますが
はっきり伝えないと相手には伝わりません。
それができないと伝わらないまま あなたが孤立してしまうかもしれません。
最近では海外でも靴を脱ぐ家庭も増えてきてはいますが、家の中では脱いでも履いててもどちらでも良かったり、
ベッドに横になるにも靴を脱がなかったり。
相手の文化を学び受け入れていく覚悟。
4:宗教の壁
日本人の私たちの多くは、無宗教もしくは仏教徒の家庭が多いと思いますが
神様仏様、季節の祭り事や冠婚葬祭の時に宗派に沿って行事をする感じくらいではないでしょうか?
しかし、国際結婚をすると相手の宗教がとても深く関わってきます。
世界にはいろんな宗教があります、理解し難い教えをしてるものもあるし、私たち日本人にはあまり深く関わりがない
宗教ですがパートナーにとってはとても大切で需要なことなのです。
相手の信仰する宗教を理解する覚悟。
5:子育ての壁
日本人同士でもそうですが、ここでも夫婦の役割が国によっても
お互いが育った家庭環境によっても違ってきます。
お互い自分が育ってきた親の教えがあって、双方を理解しいて歩み寄るのが一番理想です。
しかし子供の成長とともに、学校問題や子供自身が 自分のバックグランド(親の国籍が違う)
その見た目でいじめに遭う可能性もあります。
国にっては子供がある年齢に達したときに徴兵義務が課される場合もあります。
6:環境の壁
育ってきた環境が違うから、お互いが見てきた景色も違います。
子供の頃に流行った遊びも、観てきたテレビ番組も違えば
口ずさむ懐かしい音楽も違うんです。
相手の方は自国にいるから 幼馴染と一緒に懐かしい話にも花が咲きます
学生時代の話も盛り上がることでしょう。
そのときあなたはとても孤独に感じてしまうかもしれません。
7:日本の家族との壁
海を超えて海外に嫁いだあなたには、日本に大切な家族や友達がいます
当たり前ですが、隣の県に会いに行けるような距離ではないです。
実家に帰りたくてもすぐに帰ることはできません。
経済状況によっては何年も家族と会えないかもしれません。
子供がいたら学校の休みを利用してしか帰れません。
身内に不幸があっても最後のお別れができないかもしれません。
今すぐ帰りたくても、車や電車では帰れないんです。
この壁は私にとっても いまだにとても大きく立ちはだかる壁です。
これらは必ず経験します。
ちなみに!
厚生労働省の調査によると 2020年の国際結婚の離婚率はなんと57.2%で、日本人同士の離婚率 36.1%の約2倍です!
この大きな壁たちに苦労しないためにも
今からお伝えすることを、国際結婚を決める前にしっかりとやることをお勧めします。
この壁に苦労しないためにも
この7つの壁を回避するには!
相手の方の国や文化はもちろん そして相手の方本人 の情報収集することです。
交際中のラブラブ期間はどうしても”夢みる夢子ちゃん’になってしまうんです。相手のいいところばかり見えたり、悪く思えることも、いい風に解釈しがちです、彼は優しいから彼について行けば大丈夫では壁は乗り越えられません
必ずしっかりと情報収集して下さい
・相手の方の過去
・相手の方の収入・借金の有無
・相手の方の家族
・相手の方の国の文化
・相手の方の国の政治
・相手の方の国の習慣
相手の方の国を知ることで、この先にぶち当たるかもしれない壁にも知識があれば対処できます。国の歴史、年間を通しての行事 習慣、政治 治安。これらをしっかりと調べて、どれだけ日本と違うかを知ることがとても大切です。
相手の方の家族 結婚したら相手の家族との関係も大きく関わってきます。実際に会うことは必須ですが、異国からのあなたを受け入れてくれる理解のある家族かどうかもしっかりと見極めて下さい。
相手のこと 付き合っている間は お互いにいいところに目が行きがちです、デートでもいつもお金を出してくれて、優しい言葉、甘い言葉を囁いてくれて、とにかく文句なし!なんて思っていませんか?これから人生を共に一緒に暮らしていく相手です、彼の結婚歴 子供の有無 収入源(仕事)借金の有無あなたのデート代もひょっとしたら借金かもしれません。聞きにくい内容ほど、後から大きな歪みとなって 後悔することになりかねません もし彼がこれらのことを聞いて、はぐらかしたり、怒ったり、真摯に答えてくれなかったらはっきり言います、それまでの関係だったのです。
最後にもう一つ あなたの家族の理解を得て下さい。慣れない海外生活で一人孤独になる時が必ずあります、そんな時家族の理解を得て結婚した場合は、話し相手になってもらえます。
私のところに相談に来られる方の中には 親の反対を押し切って、日本の家族と縁を切ってまでして結婚された方が多くいられます。いろんな理由で離婚したくてもできなくて、日本の家族に頼ることもできず苦しんでいる方がいることも現実です。
国際結婚を決める前に、しっかりと情報収集することと、しっかりとお相手の方と話をして下さい!
まとめ
国際結婚は育った環境も違えば言語も違う、文化や習慣が異なった二人が、一緒に生活していくには
並大抵の努力では お互いが幸せになれません。(日本人同士でも大変なんだから)
捉え方によってはネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが
全て現実に皆さんが直面していることです。
せっかくのご縁を後悔して終わらせてほしくないんです。
この記事があなたの一歩につながりますように