セントパトリックスデーの由来と伝統料理コーンビーフキャベッジ

本日もお疲れさまです!

こんにちは オレゴンから ゆみです 

おかげさまで、今日も元気でやってます。

アメリカに住むようになって日本では馴染みのない祝日や行事をお祝いすることが
やっと習慣化してきた気がするこの頃です。

子供がいてると、学校でいろんな歴史とか行事を学んできてくれます。
今回紹介する記念日も毎年便乗して楽しんでいます

3月といえばセントパトリックスデーです。

なんのこっちゃ?と思われた方もいるかのかな
私も移住してきたばかりの頃は、宗教的な行事とかの理解はしてなくて
なんか知らんけど周りと一緒に緑色のもの身につけて
食べて飲んで笑って楽しんでいた気がします。

今回の記事ではセントパトリックスデーの歴史と共に

伝統料理のコーンビーフキャベッジのレシピも紹介していきたいと思います。

料理が苦手な人も本当にめっちゃ簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。

目次

セントパトリックスデーとは?

セントパトリックデー(St. Patrick’s Day) は、アイルランドの守護聖人 聖パトリック(St. Patrick) を讃える日で、毎年3月17日 に祝われます。
元々はキリスト教の宗教的な祝日でしたが
現在では アイルランドの文化を祝う日 として、世界中で盛大にお祝いされるようになったそうです。

セントパトリックスデーの歴史

① 聖パトリックって誰?

4世紀後半~5世紀ごろに実在した聖人 で、アイルランドにキリスト教を広めた人物。元々はイギリス出身でしたが、16歳のときにアイルランドに奴隷として連れてこられました。その後、神の啓示を受けて脱出し、後に司祭となり、アイルランドへ戻って キリスト教の布教 をしたそうです。

クローバー(シャムロック) を使って三位一体(父・子・聖霊)を説明したと言われています。

そこで 聖パトリック は、この概念を分かりやすく説明するために、シャムロック(三つ葉のクローバー)を使った と言われています。

三位一体(さんみいったい)」とは、キリスト教における神の概念で、「父(神)、子(イエス・キリスト)、聖霊」の3つが同じ神であり、1つである という教えです。これはキリスト教の重要な教義のひとつですが、理解するのが難しいとされています。

4世紀後半~5世紀ごろに実在した聖人 で、アイルランドにキリスト教を広めた人物。

元々はイギリス出身でしたが、16歳のときにアイルランドに奴隷として連れてこられました。

その後、神の啓示を受けて脱出し、後に司祭となり、アイルランドへ戻って キリスト教の布教 をしました。

アイルランド人ではなく、イギリスの方だった事を知りませんでした。

② なぜ3月17日なの?

  • 聖パトリックが亡くなったのが 461年3月17日 とされており、命日を記念してこの日が祝日になりました
  • 元々はアイルランドの宗教的な祝日でしたが、アイルランド移民が多いアメリカなどで広まり、現在では大規模な祭典として定着しました。

アメリカでのセントパトリックデーの過ごし方

アメリカでは、アイルランド系移民が多いこともあり、特に ニューヨーク、シカゴ、ボストン などで盛大に祝われます。

① パレード

  • 世界最大のセントパトリックデーパレード は ニューヨーク で開催。
  • シカゴでは川を緑色に染めるイベント も!
  • ボストンやサンフランシスコなどでも大規模なパレードが行われる。

② 緑色の服を着る

  • シャムロム(ミツバのクローバーの色)がアイルランドの国花でもあることから
  • 緑の服や帽子、小物を身につけると「セントパトリックデーを楽しんでいる人」として認識される。
  • 緑を着ていないと「つねられる」という伝統も(子どもたちの遊びの一環)。

私は毎年、緑のものをつけて仕事へも行ってます。Tシャツだったり、靴下、髪飾りにイヤリング。
アイルランド出身の友人は毎年この日は、頭の先からつま先まで全身緑です。’

③ アイリッシュパブで乾杯!

  • ギネス(Guinness) などの 黒ビール を飲む。
  • 「アイリッシュカーボム」というショットドリンクが人気(ただし、アイルランドではこの名前は好まれない)。
  • アイリッシュウイスキーやアイリッシュコーヒー も人気。

アイルランドを代表する黒ビールとアイリッシュウイスキーで乾杯している光景をレストランやバーでこの日は多く見る事になります。中にはビールに緑色のフードカラーを入れたりして、とにかく緑の飲み物や食べ物が多く振る舞われるのもこの日ならではです。
ちなみに、私は黒ビールが得意ではないのでアイリッシュウイスキーのJAMESONで乾杯します。

④ セントパトリックデーの伝統料理

この日はこれらの伝統料理を作ってお祝いします。
その中でも、コーンビーフ&キャベッジは定番で、この日に限り、レストランでもスペシャルでメニューに載るほどです。
これが意外と簡単にできて、食べ応えがあるので今回はレシピをシェアしたいとお思います!

  • コーンビーフ&キャベッジ(Corned Beef & Cabbage)
    • アイルランド系移民がアメリカで広めた料理で、塩漬けの牛肉(コーンビーフ)とキャベツ、じゃがいもを煮込んだもの。
  • アイリッシュソーダブレッド(Irish Soda Bread)
    • ベーキングソーダを使ったシンプルなパン。
  • シェパーズパイ(Shepherd’s Pie)
    • ひき肉とマッシュポテトのオーブン焼き。

コーンビーフ&キャベッジの作り方

牛肉から本格的に塩漬けをして作る方法もありますが、今回はこの時期になるとスーパーで売り出される、すでに塩漬けされたものを使ったレシピを紹介します。

今回は約3パウンドの塩漬け肉を使いました。

付属でスパイスもついていることがほとんどです。

材料 3〜5人前

  • コーンビーフ(塩漬け済み)… 3パウンド(約1.4kg)
  • 水 … 約8カップ(肉がしっかり浸かる量)
  • 玉ねぎ … 1個(くし切り)
  • にんじん … 3本(大きめに切る)
  • 赤いじゃがいも … 中サイズ3−4個
  • キャベツ … 一玉(芯を残して大きめに切る)
  • マスタード or ホースラディッシュ(お好みで)

芋や、にんじん、玉ねぎの分量も適当で全然大丈夫!とにかく野菜は大きめに切る!

作り方

STEP
コーンビーフを煮る

① 大きめの鍋にコーンビーフを入れ、水を肉がしっかり浸るまで加える。
灰汁が出るので必ず取って下さいね!
②灰汁汁が出なくなり沸騰したら付属のスパイスを入れる(なければ黒胡椒と月桂樹の葉を入れてください)
③弱火から中火で2.5〜3時間煮込む(沸騰して灰汁が出たらとってね)

私は塩気が強いため一度、煮こぼしをしてから②の過程に行きます!これは好みの問題なのでどちらでもだ丈夫です!
じっくり煮込む事で、お肉がほろほろの仕上がりになります。

STEP
野菜を加えてさらに煮込む

④キャベツ以外の野菜を入れて30ー40分、柔らかくなるまで煮込みます。

ここで隠し味の醤油をひと回しほど入れます!やっぱりねぇ日本人、、醤油がいいのよ!

STEP
キャベツを加える

⑤最後にキャベツを加え、10〜15分煮る

キャベツはすぐ柔らかくなるので、大きめに切る事!
この時点でキャベツが鍋から溢れ出ても大丈夫!

STEP
仕上げと盛り付け

⑥コーンビーフを取り出し厚めに切る
⑦野菜も盛り付けて、好みでマスタードやホースラディッシュをつけて!


スロークッカーを使う場合は、弱で8時間ほど煮込んでください。
残ったコーンビーフはサンドイッチにしても美味しいです!

まとめ

2月のバレンタインデーが終わりセントパトリックスデーが近づくとお店にはいろんな緑のものが売り出されます。

食べ物から身につけるものまで、緑のコーナーができます。

私はセントパトリックスデー用に、靴下とTシャツを毎年使い回して当日着てます。

この日だけは緑のものを身につけて、あなたもアイリッシュの伝統料理共にセントパトリックスデーを

一緒に楽しんでみてはいかがですか?


最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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